【保護者の方へ】子どもが「学校をやめたい」と言ったときの対応と相談先
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結論から言うと、お子さまが「学校をやめたい」と口にしたとき、その場ですぐ「やめさせる」「続けさせる」と結論を出す必要はありません。まずは気持ちを受け止め、家庭だけで抱え込まず、学校や公的な相談窓口と一緒に考えていくことが大切です。この記事では、家庭でできる対応の一般的な考え方と、当校が用意している相談体制・面談・制度上の選択肢を、公式の方針や学則にもとづいて整理します。声かけや見守りの具体的な進め方は心理の専門的な助言ではなく一般的な考え方としてご紹介し、最終的な判断はご家庭・ご本人と、学校や専門機関への相談を通じて進めていただくことを前提としています。
まず知っておきたい基本の姿勢
お子さまの「学校をやめたい」という言葉は、保護者の方にとって大きな不安をともなうものだと思います。ただ、この一言は必ずしも「今すぐ退学する」という決意とは限らず、しんどさや助けを求めるサインとして発せられることも少なくありません。結論を急ぐより先に、まずは言葉にしてくれたこと自体を受け止めることが、一般的には出発点になります。
大切なのは、ご家庭だけで結論を背負い込まないことです。学校には面談やカウンセリングの窓口があり、公的な相談機関もあります。保護者・本人・学校・専門機関が情報を持ち寄って考えることで、選択肢は「続ける」か「やめる」かの二択にとどまらず、環境を変える、いったん休む、といった幅のある形で見えてくることがあります。
「やめたい」の背景はさまざまです
「やめたい」と感じる背景は一人ひとり異なり、外から見て原因を決めつけたり、型にはめて分類したりすることは避けたい点です。人間関係、学習面、生活リズム、体調や気持ちの波など、複数の要因が重なっていることもあります。ここで保護者の方が原因を断定してしまうと、かえってお子さまが本音を話しにくくなることもあると一般には言われます。
背景の見立てや心の状態の判断は、専門的な知見を要する領域です。気になる様子が続くときは、家庭内だけで結論づけず、学校の相談窓口や公的機関、医療・専門機関にご相談ください。この記事では原因の類型化や診断的な説明は行いません。
家庭でできること(一般的な考え方)
ここでご紹介するのは、あくまで一般的に語られる関わり方であり、心理の専門家による断定的な助言ではありません。ご家庭やお子さまの状況に合うかどうかは、様子を見ながら調整していただくものです。
| 場面 | 一般に大切とされること |
|---|---|
| 話を聞くとき | 途中で結論やアドバイスを急がず、まずは最後まで聞く姿勢が挙げられます |
| 気持ちの受け止め | 「そう感じているんだね」と気持ちそのものを否定せず受け止める関わりが語られます |
| 見守り | 無理に理由を問いつめず、安心できる時間を確保することが挙げられます |
| 相談 | 家庭だけで抱え込まず、早めに第三者へ相談することが勧められます |
「まず休ませるべき」「すぐ転校させるべき」といった方針は、この記事から一律に断定できるものではありません。どうするのが良いかは、ご本人の気持ちとご家庭の状況、そして学校や専門機関への相談を通じて見極めていただくのが安心です。
相談先1:学校の相談体制を頼る
お子さまが在籍している学校、あるいは進路を検討している学校の相談窓口は、身近で具体的な相談先になります。当校では、次のような体制を整えています。
当校は、二者面談・三者面談を定期的に、また必要に応じて随時実施しています。あわせて、東京メンタルヘルス・カウンセリングセンターによる生徒・保護者向けのSNS相談窓口を用意し、こどもパートナー/こどもサポーターの認証を持つ教員を全学習センターに配置しています。相談に来られた方が気持ちに暖かさを感じられるよう、全教職員が丁寧に対応することを方針として掲げており、連携する中学校の校長先生から「教職員の対応に心温まるものがある」との評価をいただいたこともあります。
また、当校のカリキュラム・ポリシーには「不登校や学力不振、進路変更に悩む生徒の受入れを第一とする」と明記しており、入学のご相談は「ここであれば何とか卒業できるだろうか」というところから始まることが多くあります。2023年度の保護者アンケートでは満足度が89.9%で、約90%の保護者の方がお子さまの成長を実感されたと回答しています。学校の雰囲気や相談のしやすさは、実際に窓口へ問い合わせて確かめていただくのが確実です。まずは最寄りの学習センターや入学相談室(0120-953-979)へお気軽にご相談ください。
相談先2:公的な相談窓口
学校以外にも、公的な相談先があります。たとえば、各自治体の教育支援センター、学校に配置されるスクールカウンセラー、自治体の子ども・教育相談窓口などが挙げられます。ここでは名称のご紹介にとどめますが、いずれも保護者の方が相談できる入口になります。
これらの窓口の利用条件や手続きの詳細は自治体や機関ごとに異なります。詳しい内容は、お住まいの地域の窓口や在籍校へ直接お問い合わせください。この記事では制度の詳細までは扱っていません。
不登校や登校のしづらさが背景にある場合の考え方は不登校についての情報ページも、環境を変える選択を検討する場合は転校を考えている方への入口や高校を「やめたい」と感じたときの考え方もあわせてご覧ください。
制度上の選択肢を知っておく
「やめる」以外にも、制度として選べる道があることを知っておくと、落ち着いて検討しやすくなります。当校の学則では、次のような選択肢が定められています。
| 選択肢 | 概要 |
|---|---|
| 休学 | 3ヶ月以上出校できない事情があるときに選べます |
| 転入・編入 | 随時受け入れています(他校からの転入、退学後の入り直し) |
| 再入学 | 退学後1年以内であれば入り直せる制度があります |
当校は単位制の広域通信制で、留年の概念がなく、これまで修得した単位を引き継げる場合があります。ただし単位引き継ぎの可否は前籍校の学校種別や履修状況により、書類確認後の個別判断となります。転入・編入は随時受け入れていますが、1〜3月は年度内転入の受入れがない点にご注意ください。手続きの流れは転入・編入の手続きガイドで確認できます。制度を使うかどうか迷われる場合も、まずは入学相談室(0120-953-979)または最寄りの学習センターへご相談いただければ、状況に応じてご案内します。
よくある質問(FAQ)
- Q. 子どもが「学校をやめたい」と言ったら、すぐに退学や転校を決めた方がよいですか。
- A. すぐに結論を出す必要はありません。「やめたい」という言葉は、しんどさや助けを求めるサインのこともあります。一般には、まず気持ちを受け止めたうえで、家庭だけで抱え込まず学校や公的な相談窓口と一緒に考えることが大切とされています。当校でも面談やSNS相談窓口を用意していますので、判断に迷われる際は入学相談室(0120-953-979)または最寄りの学習センターへご相談ください。
- Q. 学校を続けるのが難しそうなとき、退学以外の選択肢はありますか。
- A. 制度上は、3ヶ月以上出校できない事情があるときの休学、随時受け入れている転入・編入、退学後1年以内の再入学といった選択肢があります。当校は単位制の広域通信制で留年の概念がなく、これまでの単位を引き継げる場合もあります(可否は前籍校の状況により書類確認後の個別判断です)。どの道が合うかは、ご本人・ご家庭と学校の相談を通じて検討していただくのが安心です。
- Q. 保護者として、どこに相談すればよいですか。
- A. 身近な相談先として、在籍校や検討中の学校の窓口があります。当校では二者・三者面談や、東京メンタルヘルス・カウンセリングセンターによる生徒・保護者向けSNS相談窓口を用意し、こどもパートナー/こどもサポーターの認証を持つ教員を全学習センターに配置しています。あわせて、教育支援センターやスクールカウンセラー、自治体の相談窓口などの公的な相談先もあります。詳しい利用方法は各窓口へ直接お問い合わせください。
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