岡山

＜その１＞からの続き
岡山空襲 その２

サイパン島の戦いの敗北で、日本本土は
B29の爆撃圏内に入りました。

1945年（昭和20年）6月29日未明、
テニアン島（サイパン島の隣の島）から
発進したB29、1４0機は、太平洋を
北上し紀伊水道（四国と紀伊半島の間）
から小豆島上空を通り、岡山上空に侵
入し空襲が始まりました。

すでに東京・横浜・名古屋・大阪・
神戸など大都市は焼け野原となり、いよ
いよ岡山など中小都市の空襲が始まった
のです。

現在の岡山東商業付近から岡山駅まで
の直径２ｋｍの市街地が一気に焼かれ
ていきました。





現在もそのまま残る西川・田町橋
　　空襲下、市民たちは天満屋周辺から
　　岡山駅西口方面へ向かって逃げた。
　　（西口以西は爆撃されていなかった）


　岡山市街地の焼失範囲
　（岡山東商業～岡山駅にかけて
　　直径約２㎞）　

天満屋地下街に逃れた多くの市民が、高
温の中で犠牲となりました。爆撃照準点
は現在のクレドビル付近でした。
岡山城も、
　　炎の中で焼け落ちました。

投下された焼夷弾約８９０ｔ
死者１７３７人
焼失家屋１２６９３戸

岡山学習センターから岡山駅の間でも、
多くの犠牲者が出たと思います。

６月２９日が
　　　もうすぐやってきます。

少しだけでいいので、今日お話
ししたことについて気に留めて
おいてください。


最後まで読んでくれて、
ありがとうございました。




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