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学年制との違いは何?単位制高校の特徴通信制高校のヒューマンキャンパス高等学校

現在通っている学校になじめなかったり、中退した高校へ再び通いたかったりする人もいるかもしれません。 そのような際には、「自分に合った高校の通い方はないか」について改めて探すことも方法のひとつです。 高卒資格を取るためには学校教育法によって規定の単位を取得することが定められていますが、単位の取得方法には学年制のほかに単位制という制度もあります。 そこで、今回は単位制高校の特徴や留年の有無について解説します。

在籍している期間は関係ないの?単位制高校とは

高校の教育課程には大きく分けて、全日制、定時制、通信制という3つのシステムがあります。 3つの制度の内容には、さまざまに異なる点がありますが、学習制度も違いのひとつです。 学習制度には「単位制」と「学年制」の2つの種類があり、通信制高校の多くで導入されている学習制度が「単位制」となっています。

単位制高校は、ひとつひとつの科目に対する学習成果を評価し、科目ごとに設定されている単位を必要数、修得することにより卒業できるシステムです。 学習の際には、教科書やテキストなどを使用するほか、最近ではeラーニングなどの副教材を使った学習方法を取る学校もあります。 そして、規定の学習内容を習得できたかどうかの判断は定期的にレポートを提出することで行われるのです。 また、より一層単位を取るためにはレポート提出に加えて、単位認定試験を受け合格することも必要となります。

単位制高校とは違う?学年制高校

通信制高校に多い単位制に対して、一般的に全日制や定時制でとられている制度が「学年制」です。 学年制では1年ごとに必要となる単位数が定められています。そして、学年ごとに与えられた教科は、それぞれの学年在籍中にすべて修得することが必要です。 教科や科目のすべての単位をその学年中に修得できてはじめて、次の学年に進級することができるシステムになっています。

1年生の課程として定められている教科や単位は1年制のうちに取得しなければならず、2年生に進学してから取得することはできません。 そのため、単位を1つでも落としてしまった場合には、いわゆる「留年」と呼ばれる原級留置となります。 留年すると落としてしまった単位だけではなく、その学年の学習をすべて、もう一度やり直さなければいけなくなるのです。

単位制高校に通うメリットとデメリット

単位制高校に通うメリットとなるのが自分の進路に合った授業を選ぶことができるという点です。 多くの単位制高校では習得する単位を一定の中から自由に選択することが可能となっています。 そのため、自分の興味のある分野や大学進学に必要となる教科を優先的に取った時間割りを作成し、勉強を行うことができるようになっているのです。

また、ライフスタイルにあった学習スタイルを取ることができるというメリットもあります。 学生だからといって授業で学ぶことが生活のすべてではありません。スポーツや仕事など学業以外に力を注いでいる場合でも、 単位制なら自分なりのバランスを取りながら高校の卒業資格を目指すことができるのです。

さらに、文理の変更ができるというメリットもあります。学年ごとに教育課程が決められている学年制の場合には、 文系と理系のコース選択をするタイミングは2年次や3年次の進級時など学校ごとに定められていることが一般的です。一度選択したコースは卒業まで途中で変更することはできません。 しかし、好きな科目を自由に選ぶことができる単位制高校であれば、そもそも文理でコースを分けていることもないため、進学の方向をいつでも自由に変えることができるのです。

このように、単位制では学校の授業スケジュールに縛られることないため、自由な高校生活を送りながら必要な勉強もしっかりとできるようになっています。 ただし、科目を自由に選択できるということは、生徒それぞれで受ける授業が異なっているということです。 そのため、必ず授業で同じ人と顔を合わせるとは限らなくなり、人とかかわる機会が少なくなりやすいというデメリットも生じます。

単位制高校に留年はないの?

学年で分けられていない単位制高校には、そもそも留年という概念はありません。
入学後1年目に取得できた単位数が少なくても、それ以降に補って単位を取ることができれば高校を卒業することは可能です。 ただし、卒業までに必要となる単位をすべて修得することが必須条件となります。高校に3年間通えば必ず卒業ができるというわけではありません。 いつまでも単位取得数が伸びないような状態が続くことがあれば卒業は先延ばしになってしまうのです。

また、在学期間が定められていることが一般的なため、在学期間を過ぎてしまうと卒業できません。 そのため、最悪の場合は退学ということにもなりかねないので注意しましょう。